「ZOZOマリンスタジアム」と、「バスキア」を手に入れたスタートトゥデイ・前澤社長の思惑。
2016/11/30
「マリンスタジアム」、「マリスタ」と言われてしまう広告戦略上のリスクを飲み込んで、ファンが望む「マリンスタジアム」を含む名称にして頂いた前澤社長とスタートトゥデイの気持ちを汲んで、できる限り「ZOZO」をつけて呼んでいきましょう! https://t.co/CcaUzbnq2W
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2016年11月18日
名称に”マリン”を含めたスタートトゥデイさんと
前澤社長の英断に心意気を感じました。
広告主の立場であれば、福岡のように
”ヤフオクドーム”とサービス名を全面に打ち出したい処です。
ファンに愛されることを第一と判断したと思われますが、
大きな投資に、控えめな主張とは、なかなか出来ることではないです。
スタートトゥデイは千葉での地元密着のイメージも浸透しつつありますね。
少し前には前澤社長が
バスキアの大作をオークションで
競り落としたことが話題となりました。
BRUTUSに競り落とした作品のビジュアルが掲載されていますが
5mにも及ぶ大作で、実際のものを目にすると圧倒されるのであろうと推測されます。
因みに私は絵を描きますが、見るのも好きです。
アートの世界は自身の知見が少ないため、充分な理解に及びませんが
素晴らしいと感じた作品からは何かしらの発見があります。
先人へのリスペクトを踏まえた上での
新しい表現・誰も見たことのない世界へのチャレンジが、
非常に刺激となるのです。
ZOZOマリンスタジアムの命名権=契約は10年間で、
年間の契約料は3億1000万円
バスキアの作品=60数億円
バスキアはやっぱ高いなぁ^^;
とはいえ、バルサと契約した楽天 については
4年総額257億円ですから、
コストパフォーマンスについては
悪くないのではないでしょうか(と軽〜くいってよいのか憚られるが)。
ZOZOタウンも楽天も広義の意味で
テナントを抱える流通ECとして同業なので
それぞれがどういった世界進出を遂げていくのか非常に興味深いところです。
バスキアを手に入れた前澤社長も、当然海外へ視線は向いていると想像されます。
服についてはZOZOタウンで買うことが多く
自分にとって非常に馴染み深いECサイトです。
最近だと『ツケ払い』のコンセプトが
名称含めて面白いなぁと思いました。
簡単に言うとリボ払いに該当するのでしょうが、
なんか飲み屋みたいに『ツケで宜しく!ポチッ!!』って
気軽にクリックしたくなっちゃいますよね。
ZOZOタウンと前澤社長による様々な積極的な打ち出しに
より一層サービスの拡充が期待できそうです。
T.HASE拝。